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強制退会と聞いて、規約の「禁止事項」を開く。ところが、その条だけを読んでも、何をすると資格を失うのかは分かりません。資格を失う条件も、ポイントが取り消される条件も、別の条にあるからです。モッピー・ハピタス・ちょびリッチ・ポイントインカム・ECナビ・ポイントタウン・ワラウ・アメフリの利用規約を全文開いて、条の番号を付けて並べ直しました。項目の数が多い社を「厳しい」、少ない社を「ゆるい」とは書きません。項目数は書きぶりの違いで、運用の厳しさではないからです。
先に結論:確認する3点
- 資格を失う条件は、2つの条に分かれている。禁止事項の条と、会員資格の停止・取消の条は、8社すべてで別々でした。片方だけ読んでも、全部は分かりません。
- 8社すべてに、包括条項がある。最後に「当社が不適当と判断した場合」といった一文が置かれています。規約の一覧に載っていない行為なら大丈夫、とは言えません。判断の基準は、8社とも公開していません。
- 取り消されると、失うのはポイントだけではない。交換済みの金品の返還義務を明記していたのは4社、理由を開示する義務を負わないと書いているのは5社です。
8社の規約を、3つの条で並べる
| サイト | 禁止事項の条 | 会員資格の停止・取消の条 | ポイントの取消の条 | 規約の最新改定日 |
|---|---|---|---|---|
| モッピー | 第17条(禁止事項)17項目 | 第10条(会員資格の一時停止・取消)1項 12項目 | 第16条(ポイントの取消)8項目 | 2025年12月22日 |
| ハピタス | 「禁止事項」という条名の条がない(行為の列挙は第10条1項) | 第10条1項 22項目(2項に措置4つ) | 第9条1項 7項目 | 令和6年10月1日 |
| ちょびリッチ | 第13条(禁止事項)9項目 | 第15条(ユーザー資格の停止、取消)1項 10項目 | 第10条(ちょびリッチポイントの取消)8項目 | 令和4年7月29日 |
| ポイントインカム | 第9条(会員の禁止事項)19項目 | 3か所に分かれている(第2条2項・第5条・第13条) | 独立した条がない(第5条の中の1項) | 2026年6月11日 |
| ECナビ | 第9条(禁止事項)20項目 | 第13条(登録抹消等)1項 11号 | 第8条(ポイントの取り消し等)1項 9号 | 2026年2月16日 |
| ポイントタウン | 第17条(禁止事項)17項目 | 第11条(会員資格の停止・取り消し)1項 7号 | 第15条(ポイントの取消)6号 | 2023年10月16日 |
| ワラウ | 第15条(禁止事項)1項 24項目 | 第4条(会員の承認・取消)2項 14項目 | 第12条(ポイントの取消)1項 14項目 | 令和8年10月2日 |
| アメフリ | 第11条(禁止事項)16項目 | 第12条(退会・会員登録抹消等)2項 6号 | 第7条11項 4号 | 2023年12月4日 |
ワラウの規約は令和8年10月2日に改定されています。表の条の番号と項目数は、改定後の表示で確かめました(2026年10月8日)。各社の条文の原文と、公式サイトへのリンクは、下の「くわしい条件」にあります。広告のボタンには、その下に広告と書いています。
禁止事項だけ読んでも、資格を失う条件は分かりません
たとえばモッピーの禁止事項は第17条で17項目、会員資格の一時停止・取消は第10条1項で12項目です。前者を全部守っていても、後者に当てはまれば資格は止まりえます。ポイントが消える条件は、さらに別の条(第16条)にあります。
探し方に注意が要る社が3つあります。
ハピタス。「禁止事項」という名前の条がありません。やってはいけない行為の列挙は、第10条(当サイトのサービス制限及び承認抹消)1項の22項目の中にあります。会員の義務は第8条です。見出しで「禁止事項」を探すと、たどり着けません。
ワラウ。資格の取消を独立した条に置いていません。第4条(会員の承認・取消)2項が、入会を断る場面と、承認したあとで取り消す場面の両方を1つの項で書いています。後半だけを読むと、入会の条件の話が、資格を失う条件の話にすり替わります。
ポイントインカム。3か所に分かれています。第2条2項の8番目は、第9条の禁止事項に触れる行為が判明した場合、登録アカウントを削除でき、それまで所有していたポイントは失効となる、という内容です。ほかに第5条にポイント付与の取消があり、第13条が登録の取消しです。
入会資格そのもの(年齢の条件など)は、この記事では扱っていません。
8社とも「不適当と判断した場合」で締めくくっています
列挙された行為を全部避けても、資格を失う可能性は残ります。モッピーは第10条1項の最後に「その他、当社が会員として不適当と判断した場合。」と置き、ちょびリッチは第15条1項の9番目に「その他当社がユーザーとして不適当と判断した場合。」と置いています。ほかの6社も、言い回しは違っても同じ位置に包括的な一文があります(原文は下の折りたたみ)。ポイントインカムは、これに加えて第13条2項で「当社 および 広告主の業務に対し支障をきたす行為を確認した場合、いつでも会員登録を抹消することができます。」と書いています。
この一文があるので、「規約の一覧に載っていない行為なら大丈夫」とは言えません。8社とも、判断の主語は運営会社で、基準は書かれていませんでした。裏を返せば、規約に書いていないことを「禁止されていないから問題ない」と読むのは、この条文がある以上、成り立たない読み方です。
「1人1アカウント」は、書いてある場所が社ごとに違います
8社とも、何らかの形で1人1アカウントを求めています。ただし、禁止事項の条に明文があるのは、ちょびリッチ(第13条の6番目)とECナビ(第9条の18番目)の2社だけです。ほかの社は、入会資格の条・ポイント取消の条・規約の外側のページに書いています。ハピタスは第8条2項、ポイントインカムは第2条1項、ワラウは第4条1項、アメフリは第4条5項(6)とFAQです。
モッピーとポイントタウンは、規約本体の禁止事項に明文がありません。モッピーが「お1人様1アカウント」と書いているのは規約の外(不正行為のページ)、ポイントタウンは重複した登録申請を断る事由(第4条4項(2))として条文化しています。規約本体に明文がないことを、複数アカウントが認められているという意味に読まないでください。モッピーは不正行為のページで「複数アカウントの登録は認めておりません。」と明記し、ポイントタウンは第11条1項(7)の包括条項がここにも効きます。
アメフリのFAQには、措置の対象が「所持アカウント」だと書かれています。あとから作ったほうだけが消える、とは書かれていません。家族がそれぞれ自分の名義で登録する場合は、別の論点です。
取り消されたあとに、起きること
資格を取り消されたときに何を失うかは、8社とも条文になっています。目を引いたのは「一切の権利」という言い方です。モッピーの第10条2項は「取消時における全てのポイント、特典及び本サービス利用に関する一切の権利を失うものとします。」、ポイントタウンの第11条2項も「保有するポイント、本サービスの利用に関する一切の権利、特典を失う」と書いています。ここには会員ランクや、ランクに応じて上乗せされる特典も含まれます。
ハピタスは、失効の対象に他のアカウントまで含めています。第3条3項は「関連する全てのアカウントの使用の全部または一部の停止」から始まる定めです。ポイントインカムとアメフリは、それまでに取得したポイントが全て無効・失効になる、と書いています。アメフリは「事由の如何にかかわらず」と、理由を問わないことまで明記しています。
交換を済ませたあとでも、返還を求められることがあります。交換済みの金品の返還義務を明記していたのは、モッピー・ワラウ・アメフリ・ECナビの4社です。4社とも、返還だけでなく損害賠償にも触れています。ほかの4社(ハピタス・ちょびリッチ・ポイントインカム・ポイントタウン)は、規約の全文を開いたうえで、これにあたる明文を見つけられていません。そこから「返還を求められない」と読むことはできません。
ポイントだけが取り消されることもあります。8社とも、ポイントの取消は資格の停止・取消とは別に定めています。ワラウの第12条1項は14項目で、8社の中ではいちばん多く並んでいました。ポイントインカムだけは、独立した「ポイントの取消」の条がなく、第5条(ポイントの取扱い)の中に、付与後でも禁止事項に触れる行為が判明した場合は付与を取り消せる、という項が置かれています。資格を失っていなくてもポイントが消えることはあり、逆に、ポイントが消えたことが資格の問題を意味するとも限りません。
止まった理由を知る手段は、規約の上では用意されていません
措置は1段階とは限りません。ハピタスの第10条2項は、警告メール・ポイントの抹消・永久利用停止・その他の措置という4つを並べていて、警告メールを条文に書いているのは8社の中でハピタスだけです。ただ、警告が条文にあることは、警告が先に来るという意味ではありません。4つのうちどれを選ぶかは運営の判断で、順番も回数も書かれていません。逆の向きを明記している社もあります。ちょびリッチの第15条1項は「何ら事前に通知及び催告することなく」資格を止められると書き、ECナビの第13条1項とポイントタウンの第11条1項も、事前の通知や催告なしでの措置を定めています。
止まった理由を知る手段は、どうか。理由を開示する義務を負わないと明記している社が5社ありました。ただし、書かれている場面が2つに分かれます。
資格の取消・停止の場面まで含めて書いているのは、モッピー(第5条の柱書)・ちょびリッチ(第15条2項)・ワラウ(第4条2項)の3社です。ECナビ(第3条4項)とポイントタウン(第4条4項)の2社は、登録を断る場面についての規定でした。この2社は、資格の停止・取り消しを定めた条の側には、同様の記載がありません。
実際に止まった人の記録では、何が起きていたか
ネット上には、アカウントが止まった人の記録が公開されています。今回確かめられたのは4件で、4件とも、止まる前に警告は届いていません。そして4件とも、運営から自発的に理由が説明されたのではなく、利用者が自分で問い合わせて初めて話が動いています。3件は問い合わせのあとに解除されましたが、1件は、半年後に「停止は正しい」と通告されて終わっています。不正の具体的な内容と根拠の説明は、最後まで無かったと書かれていました。
これは1件ずつの記録で、特定の社の傾向とは読まないでください。1件は、この記事が扱う8社ではないサイトの出来事です。それでも、規約を突き合わせると、3つのことが重なっていました。どの社にも包括条項があること。理由の開示義務を負わないと書く社があること。通知も催告もなく停止できると書く社があること。この構図の中で、「どうすれば自分は大丈夫か」を規約から読み取ることはできません。判断の基準は、8社とも公開していないからです。個々の記録は、下の折りたたみに置きました。
「没収」「強制退会」という語は、規約に出てきません
検索するときに使う言葉と、公式が使う言葉がずれています。8社の規約本体8本の中に、「没収」という語は出てきません。使われていたのは、取消・取り消し・失効・無効・抹消・消滅です。「没収」が出てくるのは、規約の外側の2社2か所でした。ワラウの不正行為のページ(「ポイント没収・アカウント停止 等の措置」)と、モッピーの友達紹介のページです。「強制退会」も同じで、規約の中では「会員資格の取消」「登録の抹消」がその中身にあたります。探しても出てこないのは、書かれていないからではなく、言葉が違うからです。
紹介のルールも、規約の外にあります。モッピーの友達紹介のページは、スパムによる不正な紹介・虚偽内容での紹介・パスワード付き記事での紹介など8項目にあてはまる場合に、予告なく強制退会またはポイントの没収となることがある、と書いています。規約を読んだだけでは、紹介の禁止事項に行き当たりません。かみ砕いた説明のページを確認できたのは、モッピー・ワラウ・ECナビの3社です。ハピタスにも専用のページがありますが、具体例も措置の記載もなく、何をされるかは規約の第10条2項を開かないと分かりません。
見落としやすい禁止事項
条文を通しで読んで意外だったのは、悪意なくやってしまいそうな行為です。
広告主に直接問い合わせる行為。禁止事項に入っているのは3社です。ポイントインカムは第9条の16番目、ワラウは第15条1項の22番目・23番目、アメフリは第11条(15)。ポイントが付かないときに広告主へ聞きたくなりますが、この3社では、まずポイントサイト側の窓口に出すことになります。
日本国外からの利用。条文があるのは5社で、禁止事項の条に置いているのはポイントインカムだけです(第9条の18番目)。ポイントタウンは第3条5項、ワラウは第4条2項の11番目、ECナビは第3条4項の6番目、アメフリは第4条1項にあります。置かれている条が違うので、探す場所も変わります。
自分で手続きをしなくても、資格が止まること。長く使っていない場合の扱いを条文に置いている社があり、過去に処分を受けた人の再登録にも定めがあります。ここは退会と再登録の話に踏み込むので、別の記事で扱っています。
読み違えやすい所
規約に明文がないことは、認められているという意味ではありません。モッピーとポイントタウンの禁止事項に1人1アカウントの明文がなくても、複数アカウントは認められていません。
図の丸が無い欄は、無いという意味ではありません。交換済みの金品の返還義務を明記した条文が確認できなかった4社も、返還を求められないとは言えません。
説明のページが見つからなかった社は、不正を見ていないという意味ではありません。措置の根拠は規約の条文の側にあり、それは8社すべてが持っています。
自分の規約を開く前に、確かめること
- 使っている社の規約で、禁止事項の条と、会員資格の停止・取消の条の両方を開く(表の条番号を手がかりに)
- 複数アカウントやなりすましは、条の置き場所が違っても、8社とも認めていない
- ポイントが付かないときは、広告主ではなく、まずポイントサイトの窓口へ
- 日本国外から使う予定があるなら、その社の条文を先に確かめる
- 交換を済ませたあとでも、返還を求められる社が4社ある
- 身に覚えのない停止に遭ったら、自分から問い合わせる(読んだ4件は、4件とも利用者側からだった)
くわしい条件(開いて読む)
モッピー
- 条:禁止事項は第17条(17項目)、会員資格の一時停止・取消は第10条1項(12項目)、ポイントの取消は第16条(8項目)。改定は2025年12月22日
- 包括条項:第10条1項の最後「その他、当社が会員として不適当と判断した場合。」
- 1人1アカウント:規約本体には明文がありません。第5条の6番目に「他人又は架空の個人情報を使って入会申込を行う場合。」。不正行為のページには「モッピーではお1人様1アカウントのみの登録のみ有効です。複数アカウントの登録は認めておりません。」
- 措置:一時停止/取消(第10条1項)。警告は条文にありません
- 取消後:第10条2項「会員は、会員資格が取り消された場合には、取消時における全てのポイント、特典及び本サービス利用に関する一切の権利を失うものとします。」
- 返還:第5条の柱書「会員資格が取り消しとなった場合には、当該会員は、取消までに当社がキャッシュバックした金銭、特典及び商品(現物返還できない場合には当社が評価した金額に相当する金銭)を直ちに返還するものとし…」。第16条の柱書にも「なお、すでに特典交換されている場合、会員は当社に対して過去に遡及して金品等の返還義務が発生し、かつ損害賠償の義務を負うものとします。」
- 理由の開示:第5条の柱書「また、当社は、入会を承諾せず、又は会員資格を取り消した理由を開示する義務を負わないものとします。」
- 損害賠償:第21条3項「当社が会員の登録した会員情報を削除し、会員資格を停止、抹消し、本サービスを停止、中断、中止等したことにつき、当社は、事由の如何を問わず一切の損害賠償義務を負わないものとします。」
- 不正行為のページ:具体例を4類型(おひとりで複数のアカウントを登録・なりすまし・他人のアカウントを利用・その他)に整理。措置は「不正行為が発覚した場合は、アカウントの制限・削除措置・ポイントの取消を講じます。」。冒頭に「悪質な不正行為に対しては、法的措置を含む対応を行います。」
- 友達紹介のページ:「下記記載事項にあてはまる場合には、予告なく強制退会または、ポイントの没収となる場合がございますので、ご注意ください。」に続く8項目は、スパムによる不正な紹介/虚偽内容でのご紹介/パスワード付き記事でのご紹介(登録したらパスワードを教えるなど)/アダルト要素を含むものを掲載している場合/交換条件を提示し登録を促している場合/サービスのご紹介以外の文言にて登録を促している場合/ご登録されたお友達にご利用の意思がない方が多数いらっしゃる場合/リスティング広告を使用して紹介している場合。キャンペーンの注意事項にも「不正や複数のアカウントを所持し利用していることが発覚した場合、キャンペーン特典の取り消し・強制退会等の措置を取らせていただきます」とあります
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ハピタス
- 条:「禁止事項」という条名の条はなく、行為の列挙は第10条(当サイトのサービス制限及び承認抹消)1項(22項目)。会員の義務は第8条。ポイントの取消は第9条1項(7項目)。改定は令和6年10月1日
- 包括条項:第10条1項の21番目「その他弊社が不適切と判断する行為を行った場合や、本規約に反して当サイトのイメージを落とすなど秩序に反した行為と弊社が判断した場合、または法律・条例及び公序良俗に反する行為に関わるなど適当でないと判断される場合。」
- 1人1アカウント:第8条2項「会員の申請できるアカウントは一人につき一アカウントのみとし、当サイト退会後でも弊社が定める一定の期間を経過するまでは新規にアカウントを取得することはできないものとします。」
- 措置:第10条2項に4つ。「弊社からの警告メール発行措置。」「ポイント等の当サイト内通貨またはそれに準ずるアイテムその他の成果などの全部または一部抹消措置。」「当サイト及びサービスの一部または全ての永久利用停止措置。」「その他弊社が適切と判断することのできる措置。」
- 取消後:第3条3項は「関連する全てのアカウントの使用の全部または一部の停止」から始まり、ポイント等の失効・特典や権利や機能の失効・利用契約の一方的解除までを並べています
- ポイントの取消:第9条1項は、付与を受ける権利を失う場合と、付与済みのポイントを消滅させられる場合の両方を定めています
- 損害賠償:第18条に同じ趣旨の条文があります
- 不正行為のページ:不正行為に厳正に対処している旨と、日本インターネットポイント協議会に参加している旨が書かれています。具体例の列挙も措置の記載もありません
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ちょびリッチ
- 条:禁止事項は第13条(9項目)、ユーザー資格の停止、取消は第15条1項(10項目)、ちょびリッチポイントの取消は第10条(8項目)。改定は令和4年7月29日
- 包括条項:第15条1項の9番目「その他当社がユーザーとして不適当と判断した場合。」
- 1人1アカウント:禁止事項の条(第13条)の6番目「同一人物が、複数のユーザー登録を行う行為。」と第3条2項
- 措置:一時停止/取消(第15条1項)。第15条3項に、提携サイトから疑義が出されている間の一時停止もあります。柱書は「ユーザーが次の各号の一つにでも該当する場合は、当社は、該当ユーザーのユーザー資格を何ら事前に通知及び催告することなく、一時停止または取消すことができます。」
- 理由の開示:第15条2項「前項に基づき当社がユーザー資格の一時停止または取消したことにより、当該ユーザーが本サービスの利用ができなくても、当社は一切その責任を負わず、その理由を当該ユーザーに開示する義務も負わない」
- 取消後:「一切の権利」という書きぶりは退会の条の側にあり、資格の停止・取消の場面での効果は、ポイントの取消の条(第10条の2番目)が受けています
- 損害賠償:第18条に同じ趣旨の条文があります
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ポイントインカム
- 条:禁止事項は第9条(19項目)。会員資格の停止・取消は第2条2項・第5条・第13条の3か所。ポイントの取消は独立した条がなく、第5条の中の1項。改定は2026年6月11日
- 包括条項:第9条の17番目「上記の他、当社、他の会員またはその他の第三者の利益を不当に侵害する行為。」。第13条2項「当社 および 広告主の業務に対し支障をきたす行為を確認した場合、いつでも会員登録を抹消することができます。」
- 1人1アカウント:第2条1項の1番目の末尾「また、一個人あたり一登録に限ります。」
- 措置:アカウント削除とポイント失効/ポイント付与の取消/登録抹消とポイントの無効。「一時停止」という語は規約に出てきません。第2条2項の8番目は「第9条で定める禁止事項に触れる行為が判明した場合、当社は該当会員の登録アカウントを削除出来るものとし、それまで所有していたポイントは失効となります。」
- 取消後:第13条4項「上記により会員登録が抹消された場合には、それまでに会員が取得していたポイントは全て無効となります。」
- 禁止事項の例:第9条の16番目「広告主へ当サービスに関するお問い合わせを行う行為。」、18番目「日本国外から当サービスを利用する行為。」
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ECナビ
- 条:禁止事項は第9条(20項目)、登録抹消等は第13条1項(11号)、ポイントの取り消し等は第8条1項(9号)。改定は2026年2月16日
- 包括条項:第13条1項の最後「その他、当社が本サービスの利用、会員としての登録、またはサービス利用契約の継続を適当でないと判断した場合」
- 1人1アカウント:禁止事項の条(第9条)の18番目「同一人物が複数の会員登録をする行為」と、第8条1項(ポイント取消の事由)
- 措置:データの削除/利用の一時的停止/登録の抹消/利用契約の解除(第13条1項)。第13条1項は「事前に通知または催告することなく」と書いています
- 返還:第8条1項の柱書「…また、すでに金品等と交換がなされている場合、会員は当社に対して過去に遡ってすでに得た金品等を当社に対して返還する義務が発生し、かつ損害賠償の義務を負います。」
- 理由の開示:登録を断る場面の規定です。第3条4項の柱書「当社は、登録申請者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録及び再登録を拒否することがあり、またその理由について一切開示義務を負いません。」。登録抹消を定めた第13条の側には、同様の記載がありません
- 取消後:第13条2項で、債務について「期限の利益を失い」と定めています。ポイントの失効は第12条2項(退会)の側にあります
- 不正行為のページ:4類型(虚偽情報による重複登録・他人の登録情報を使用する重複登録・なりすまし・その他)。措置は「…ポイントは加算されません。また、保有する全てのポイントの権利を失い、不正行為により獲得したポイントが交換された場合には、返還を請求いたします。」。「※悪質な不正行為においては、警察当局に報告いたします。」
- 日本国外:第3条4項の6番目「日本国外に居住している場合」
公式サイト(トップ): ECナビ(広告ではありません)
ポイントタウン
- 条:禁止事項は第17条(17項目)、会員資格の停止・取り消しは第11条1項(7号)、ポイントの取消は第15条(6号)。改定は2023年10月16日
- 包括条項:第11条1項(7)「その他、当社が本サービスの利用、会員としての登録、または本サービス利用契約の継続を適当でないと判断した場合。」
- 1人1アカウント:禁止事項の条には明文がありません。第4条4項(2)「登録申請者がすでに本サービスに登録済みであり、重複して登録申請を行った場合。」(登録申請を断る事由)
- 措置:一時的停止/登録抹消/利用契約の解除(第11条1項。3つをまとめて「会員資格の取消等」と定義)。第11条1項は「事前の通知・催告を行うことなく」と書いています
- 取消後:第11条2項「前項に従い当社が会員資格の取消等をした場合、当該会員は、保有するポイント、本サービスの利用に関する一切の権利、特典を失う」
- 理由の開示:登録を断る場面の規定です。第4条4項の柱書「…この場合、当社は拒絶の事由について、一切の説明義務および損害賠償義務を負わない」。会員資格の停止・取り消しを定めた第11条の側には、同様の記載がありません
- 日本国外:第3条5項で、日本国外からのアクセスを制限できると定めています
ポイントタウンのボタンは広告(アフィリエイトリンク)です。
ワラウ
- 条:禁止事項は第15条1項(24項目)、会員の承認・取消は第4条2項(14項目)、ポイントの取消は第12条1項(14項目)。令和8年10月2日に改定されています(2026年10月8日に、条の番号と項目数、下の引用が改定後の表示と合っていることを確かめました)
- 包括条項:第4条2項の最後「その他、当社が何らかの理由によって不適当と判断した場合」。第4条2項は「当社は、会員の申し込みを行なった者が、以下の項目に該当する場合、その入会を承認しない場合があります」から始まり、「また、承認後であっても、以下のいずれかに該当することが判明した場合、承認を取り消す場合があります」と続きます
- 1人1アカウント:第4条1項「入会登録は、1種類の登録サービスにつき、一個人一登録までとします」と、2項の8番目
- 理由の開示:第4条2項「登録申込を承認しなかった場合(または登録抹消した場合)、登録申込者に対して一切責任を負わないものとし、またその理由を登録申込者に開示する義務は負わない」
- 返還:第12条1項の柱書「…また、既に金品等と引き換えしている場合、会員は当社に対し、返還及び損害賠償の義務を負うものとします」
- 措置:承認の取消(第4条2項)/ポイントの取消(第12条)/利用情報の停止または削除(第6条)/ワラウマネーの利用停止・取消(第13条)
- 禁止事項の例:第15条1項の22番目「ワラウポイントに関する問い合わせを、直接広告主へ行う行為」、23番目は正規の窓口を経由しない連絡。第4条2項の11番目は「日本国外に居住している場合」
- 不正行為のページ:6類型(お一人で複数のアカウント所持・ご本人以外の情報による登録・他人のアカウントでのサイト利用・登録ご本人以外の名義へポイント交換・広告の不正利用・その他の不正行為)。措置は「不正行為が発覚した際には、ポイント没収・アカウント停止 等の措置を行います。」に続けて「※きわめて悪質な行為と判断した際には、民事、刑事問わず法的な処置を行う場合がございます。」
公式サイト(トップ): ワラウ(広告ではありません)
アメフリ
- 条:禁止事項は第11条(16項目)、退会・会員登録抹消等は第12条2項(6号)、ポイントは第7条11項(4号)。改定は2023年12月4日
- 包括条項:第12条2項(6)「その他、当社が会員として不適当と判断した場合」
- 1人1アカウント:第4条5項(6)「登録希望者が既に会員である場合(二重登録を行ったとき)。」。FAQ「同一登録者によるアカウントの複数所持は規約違反(利用規約の第4条)となります。」に続けて「発覚次第、所持アカウントのポイント失効等の措置を取らせて頂く場合がございますので十分ご注意ください。」
- 取消後:第12条4項「事由の如何にかかわらず退会または会員登録が抹消された場合には、それまでに会員が取得していたポイントは全て失効します。」
- 返還:第7条13項「本条第11項又は12項に該当する場合で、既に付与されたポイントで特典交換している場合は、当該会員は当社に対して当該特典相当の金品等の返還義務を負い、かつ、当社に生じた損害の賠償をしなければならないものとします。」。第7条12項は、正当な成果と評価できない場合の遡及的な取消を定めています
- 禁止事項の例:第11条(15)「提携会社に対し本サービスに関するお問い合わせを行う行為。」。第4条1項は、日本国内に在住する個人であることを登録の条件にしています
公式サイト(トップ): アメフリ(広告ではありません)
止まった人の記録(4件)
ある個人ブログに、2024年10月の記録があります。ハピタスでポイント交換を申請した約30分後に、規約上の不正利用に該当すると判断したという通知が届き、交換は却下され、アカウントは削除されたと書かれています。この方は登録情報を提出し、不正な利用に該当しないと判断されて、同じ日のうちに解除されています。
別の個人ブログには、2019年3月の記録があります。サイト内のリンクを一括で開く拡張機能を使っていたところ、短時間の連続アクセスに引っかかってモッピーにアクセスできなくなり、問い合わせて事情を説明したら解除されたという内容です。7年前の投稿なので、いまも同じ扱いとは限りません。
機種変更のときに旧機種と新機種の両方からログインしたら、警告も連絡もないままログインできなくなった、という記録もあります。問い合わせて初めて複数端末からのログインで不正を疑われたと分かり、その後に誤解が解けて再開できたと書かれています。ただしこれは、この記事が扱う8社ではないサイトでの出来事なので、8社で同じことが起きるという話にはできません。
解除されない場合もあります。あるポイントサイトへのレビュー投稿(2026年5月)に、長い経過が書かれていました。ゲームのコンテンツを毎日使っていたところ、前触れなく、不正の疑いがあるとしてアクセスを止められます。即日問い合わせたものの、5日後の返答は定型の確認中でした。3か月後に追加の資料を求められ、半年後に、停止は正しいという通告で打ち切られています。不正の具体的な内容と根拠の説明は、最後まで無かったと書かれていました。これは1件だけの記録なので、特定の社の傾向とは読まないでください。
あわせて読む
確認した公式ページ
情報の確認日: 2026年9月18日(各社の利用規約と、不正行為・友達紹介のページの記載)。規約は改定されます。条の番号は改定でずれるので、実際に行動する前に、各社の最新の条文を開いてください。
公式ページの一覧(14件)
- モッピー(利用規約): https://pc.moppy.jp/rule/
- モッピー(不正行為について): https://pc.moppy.jp/st/info/anti_fraud/
- モッピー(友達紹介): https://pc.moppy.jp/friend/
- ハピタス(利用規約): https://hapitas.jp/rules
- ハピタス(不正行為への対応): https://hapitas.jp/anti-fraud/
- ちょびリッチ(利用規約): https://www.chobirich.com/info/article
- ポイントインカム(利用規約): https://pointi.jp/agreement.php
- ECナビ(利用規約): https://ecnavi.jp/terms/
- ECナビ(不正行為について): https://ecnavi.jp/illegal_policy/
- ポイントタウン(利用規約): https://www.pointtown.com/help/terms
- ワラウ(利用規約): https://www.warau.jp/service/guide/rule.html
- ワラウ(不正行為について): https://www.warau.jp/service/guide/antifraud/
- アメフリ(利用規約): https://www.amefri.net/terms
- アメフリ(FAQ): https://www.amefri.net/faq/post/20/54

